横山千尋先生に講義・実習をお願いしました。(カフェクリエーター研修会)

8月17日・18日の2日間の日程で「2026年度カフェクリエーター研修会」が広島酔心調理製菓専門学校で開催されました。カフェクリエーターを養成する協会(公益社団法人 全国調理職業訓練協会)会員校13校の先生方が参加しました。

8月17日は、横山千尋先生に講義・実習をお願いしました。横山先生は、日本人初、イタリア政府公認の国際カフェテイスティング協会(IIAC)が認定する最高峰の称号「バリスタ・マエストロ」を取得されました。また、国内や世界の数々のコンクールに出場し、優勝されています。

横山先生は、単にコーヒーを淹れるだけでなく、バール全体を統括する「バールのカウンターを支配する人」としての役割を重視しています。日本におけるエスプレッソ文化の普及に大きく貢献し、バリスタとしての技術と知識を世界に広めた方でもあります。現在は『Caffe‘ Ciro(カフェ・チーロ)を立ち上げ、カフェ技術指導やイベント活動、セミナー講演会を通じて後進の育成に尽力されています。

研修会では『世界遺産のイタリア エスプレッソ!』と題し、イタリア発祥であるエスプレッソについて講義していただきました。

講義の内容をいくつか紹介します。

・コーヒーには波があった。フォーウェーブ。1S(器具)、2S(機材)、3S(豆)、4S(好きな淹れ方・好きな味)

・エスプレッソとは1901年に開発され、1906年4月16日、パボーニ社がイタリアでの万博で出された。この日が誕生日である。

・エスプレッソとは、「急行」「あなたのために」「特別に」という意味である。また、様々なスタイルがある。

・エスプレッソの定義がイタリアエスプレッソ協会によって定められている。

・エスプレッソカップはデミタスカップとは形状が違う。

・砂糖(グラニュー糖)を入れ、3口で飲む。①苦さ、②鼻から抜ける香り、③甘さを味わう。

・イタリアエスプレッソの効能
  …血液循環良くする、頭の回転を良くする、リラクゼーション、肌荒れ改善、胃酸を出す、カフェイン少なめ

・豆は、一般的にライトを好む北イタリアはアラビカ種を多く用いる。

・デルスートは、厳選されたアラビカ種とロブスタ種をブレンドした、厳選されたコーヒーです。イタリアエスプレッソ協会認定マーク付き。

・コーヒーの袋をあけたらふちを混ぜる。残ったら、ジップロップかタッパーに入れ冷蔵か冷凍。使うときには室温にもどす。

・豆の挽きたてはだめで、2~3週間エイジングが必要。

講義のあと、実習として『エスプレッソ・カフェラテ・カプチーノの淹れ方』をお願いいたしました。